浦和レッズ 三か年計画を終えて

 2022シーズンが終了後11月9日にクラブより「2022シーズンおよび3年計画の振り返りと2023シーズンに向けて」という声明が発表された。

 

・2022シーズン振り返り

 内容としては目標達成できませんでした。好調不調の波が激しかった。引き分けだけで勝ち点を30失った。しかし、クラブ主導でのコンセプトをもとにチームと選手は成長していったということになっている。結果が出ていない以上やっていることはよかったとは言えないがそのプロセスに関しては今までの浦和レッズにないことであり成長しているとしてもよいのではないかと感じた。その後にチーム、個、姿勢と分野に分けて書かれているが細かいところまでは公表できない中でよくここまで公表してくれたなと感じた。

 

・三年計画の振り返り

 ここでは三年計画について細かく書かれていた。この中で協調して書かれたいるのはクラブが主体的になるということである。選手、監督、チームスタッフが変わってもクラブとしてのやることは変わらないということであると考える。監督が変わることで0に戻るわけではないということを強調しているように感じた。

 

・2023シーズンに向けて

 浦和レッズクラブとして2023シーズン以降は、毎シーズン常に、「J1リーグで優勝争いをすること」「ACLの出場権を獲得すること」を目標に定めた。最終戦の監督に浦和レッズは優勝できないみたいなことを言われてしまったが、やはり目標として優勝は変えるわけにはいかない。たとえ優勝できなかったとしても優勝を争ったうえでだめだったのか、後半ちょっと調子を上げて上位で終わるのかでは天と地ほど差があると私は思う。毎年優勝争いをすることが浦和を強くしていくのではないかと考える。

 

・まとめ

 浦和レッズは三年前に三年計画を打ち出したがやはり三年で優勝するということよりもこの先毎年優勝争いをするためのクラブづくりという点が強いと感じた。クラブ主導のサッカーというのは鹿島アントラーズを目標にしているのではないかと思っている。鹿島は監督や選手が変わっても伝統的なジーコイズムが受け継がれているように感じる(最近は怪しいが)。クラブ主導としていく中で今年は監督と選手、クラブの間に適切な信頼関係が築けなかったように感じたのは課題だろうか。今年はチーム、サポーターともにいろいろな問題があったが来シーズン以降優勝を目指してチーム一丸となって戦うのが一番大切なのではないだろうか。

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